みどりの広場 みんなで育てるグリーンカーテン&ひまわり > 屋上庭園でつくるグリーンカーテン2013

これから夏場にかけて電力不足が心配されていますが、そんななか家庭の電力消費の約3割はエアコンだってご存知でしたか?節電や環境配慮の意識が日本中で高まってきています。エアコンを控えて、植物の力で夏を涼しく楽しみませんか?


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屋上庭園でつくるグリーンカーテン

2010年June04日

今年も栽培します!グリーンカーテン

今年も日比谷花壇の屋上庭園では、ゴーヤと朝顔、そして刀豆(ナタマメ)を
使って、グリーンカーテンづくりに取り組んでいきたいと思います。昨年のレポートはこちらからご覧いただけます。

地球温暖化対策のひとつとして、近年、ご家庭や地域など、様々なところで取り組まれている、つる性の植物を使ったグリーンカーテンですが、今年は昨年も栽培していたゴーヤと朝顔に加え、ナタマメも一緒に植えました。
こちらも、つる性の植物なので、グリーンカーテンになるのでは?と期待しています。

カラッと晴れた6月3日に、屋上庭園にある花壇の土を入れ替え、ゴーヤと朝顔と刀豆(ナタマメ)を植えました。

ゴーヤ

今年は、ゴーヤはみどりの広場の事務局スタッフの自宅で種を蒔いて苗を
用意したのですが、春になっても寒い日の多かった今年の気候のせいか、
少し頼りない感じです。

ナタマメ

ジャックと豆の木のモデルになったといわれているナタマメは、なんと30センチほどの刀の形をしたサヤをつけます。
「ナタマメ」と聞いても、ピンと来る方は少ないかもしれませんが、皆さん、きっと一度は口にしたことがあると思います。
カレーを食べるときにお馴染みの福神漬けの素材には欠かせないものなんです。

アサガオ

そして、朝顔は、昨年レポートしていた朝顔の種がこぼれていたのでしょうか?
種をまいたわけでもないのに、芽が出てきていました。

ゴーヤとアサガオ

屋上庭園グリーンカーテン

今年もゴーヤと朝顔、そしてナタマメの成長をこのブログでお伝えしていきますので
秋までの間、お付合いください。


2010年June11日

グリーンカーテン、蔓が出てきました。

グリーンカーテンを作るため、ゴーヤと朝顔とナタマメを植えてから、一週間が経ちました。

朝顔は、この通り、すくすく育っています。

アサガオ

ゴーヤは、順調に本葉が増えてきて、ひとつは蔓も2本、出てきました。

ゴーヤ

もともと少し頼りない感じのした小さな苗ですが、こちらも、ゆっくりと葉を増やして、成長しています。

ゴーヤ

ナタマメも元気です。
日中は、人が両腕をいっぱいに広げているような感じで、葉をピンと伸ばして光をいっぱいに浴びています。

日中のナタマメの様子

夕方になると、「お疲れさまでした」と言わんばかりに、頭を下げているかのように葉を下ろします。

夕方のナタマメの様子


2010年June22日

一気に蔓が伸びました!

梅雨入りしたはずの関東地方ですが、雨が降りそうで降らない蒸し暑い日が続いています。夏日が続いているせいか、屋上庭園のグリーンカーテンの蔓も一気に伸びてきました。小さくてちょっと頼りなかったゴーヤもこの通り、葉も増えて、蔓をぐんぐん伸ばしています。

ゴーヤ

朝顔もトレリスに蔓を絡め始めています。

朝顔

そして、著しい成長を見せたのがナタマメです。一気に蔓が伸びてトレリスにぐるぐると巻きついています。

ナタマメ

ただ、このナタマメ、写真を見て分かる通り、地面に近い部分の葉が虫に食われています。
葉を裏返してみたり、注意深く様子を見てみたものの、犯人は見つかりませんでした。ナメクジかな…とも思いますが、もう少し様子を見てみたいと思います。



2010年June25日

ゴーヤの摘心

梅雨の中休みとなった東京は、カラッと晴れて久々に気持ちの良い青空が広がっています。
今がチャンスとばかりに、今日は摘心の作業をしました。

すでに、ひとつのゴーヤの摘心は済んでいましたが、成長の遅かったひとつの苗は「もう少し大きくなるまで…」と様子を見ているうちに梅雨に入ってしまい、気が付けば、すっかり大きくなってしまっていました。
少し遅くなってしまいましたが、本日無事、摘心完了です。


多くの植物は、茎の先端にある頂芽の成長が、わき芽の成長よりも優先される性質があるため、茎の先端だけが伸びて、その先端部分にしか花や実をつけないといったことが起きます。それを避けるために、花や実が多くつくように、わき芽の成長を促すために「摘心」を行います。(摘心はピンチともいいます)
ゴーヤの場合は、茎の先端部分から伸びる親ヅルを摘心します。親ヅルを摘心すると、子ツル、孫ツルに養分がまわり、成長を促すことができます。

摘心前

チョンと先端を切られてしまったゴーヤ…ちょっと切ないです。

摘心後

ちなみに、摘心前の状態で、隣の摘心済みのゴーヤと比べてみました。

摘心後のゴーヤと摘心前のゴーヤ

左側の摘心済みのゴーヤは、子ヅルが三方向に成長しています。
右側の摘心をしていないゴーヤは、茎の先端に向かって一方向にのみ伸びています。

この後、摘心したゴーヤがどんな成長を遂げるか楽しみです。


一方、お隣のナタマメは…というと…。

ナタマメ

今朝、見てみるとひとつはツルの先端が、ひとつは下の方の葉が何者かによってポッキリと折られ、満身創痍です。

ナタマメ

折られてしまった先端を見ると、テカテカとナメクジが歩いたような跡がありました。急遽、ナメクジ対策に薬を撒いてみました。
これでしばらく様子を見てみたいと思います。