ミニバラ
- バラ科
- バラについては説明する必要がない程に知られています。園芸植物としては最も有名で、古来より世界中の人々に愛されてきました。本来は北半球の温帯・亜熱帯に200種ほどが分布する低木で、様々に品種改良され、私達の目を楽しませてくれます。ミニバラも園芸品種として交配され、生み出されたものです。
- なるべく日光のよく当たる屋外に置くようにしましょう。日光が不足すると生育が悪くなり、つぼみや葉が落ちることがあります。ただし真夏の西日は避けましょう。
- 土の表面が乾いたら与えますが、鉢底穴から水が流れ出るくらいたっぷり与えます。目安としては夏季の屋外や屋内の乾燥した窓辺では1日1-2回、冬は3-4日に1回与えてください。鉢皿等にたまった水は根腐れの原因となるので捨てるようにします。
- 剪定後、うすい液肥を1週間に1回与えます。春と秋につぼみが膨らみ始めるまでは、10日に1回くらい、うすめの液肥を施します。また開花後に1ヶ月に1回、緩効性肥料を施します。株が大きくなった場合は、ひとまわり大きな鉢や露地に植え替えます。
Q | 去年、ミニばらが、今までに見たことがないほどにたくさんの花が咲きました。それは、よかったのですが、今年も咲くのでしょうか?咲かすには何が一番いいのでしょか?ちなみに、ばらは、今年で5年ほどになります。 |
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A | やっと株が育ってたくさん花を付けるようになったのでしょう。花がひととおり咲き終わったならば軽く剪定をしてハイポネックスなどの液肥を10日に一度与えておきます。また病気や虫におかされることが多いので殺虫、殺菌の消毒を定期的(月二回程度)にしておきましょう。 |
Q | 元気が無く 萎れた感じなんですが? |
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A | ばらは冬は葉を落として休眠させた方がよいのです。葉を付けておくとこの様に寒さのために傷んでしまうことがあります。しおれた葉は切り取ってよく日に当てておきましょう。乾いたならば水やりしておきます。暖かくなると新しい葉が展開してくるので、ハイポネックスなどの液肥を与えておきます。 |
Q | 今の季節は薬剤の予防散布をどのようにしたらいいでしょうか。使用薬剤や定期散布などについて教えて下さい。 |
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A | バラには殺虫剤としてスミチオン、カルホス、オルトランなどを準備しておけばよいでしょう。病気としてはウドンコ病にはベンレート、ミラネシンを黒点病にはサプロールを週一の頻度で2-3回噴霧しておきましょう。 |
Q | 葉の周りがふちどりしたように赤くなっているのは何かの病気なのでしょうか? |
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A | バラは最初からその赤い縁取りの葉が出てくるのですか。そうであれば品種の特性かもしれません。途中からそのように変化したのならば、一時的な水切れが葉に現われたのか、病気の可能性もありますのでベンレートなどの殺菌剤で定期的に消毒をした方が無難でしょう。 |
Q | 水をあげているのに つぼみが折れて おちてしまう |
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A | 水やりは土の表面が乾いたならば水やりすればよいのですが、それ以上与えると根が傷んで蕾がこのように落ちてしまうことがあります。また日光不足でも同じようなことがおきます。日当たりのよい環境において落ちる蕾は全て落として液肥を与えて、土の表面が乾いたならば水やりして管理してみましょう。新しい蕾が同じように落ちるならば根腐れしている可能性があります。 |