みんなで育てる箱田んぼ


みんなの栽培レポート みんなで一緒に稲の成長を観察しましょう

公募で選ばれた箱田んぼモニターの皆さんと、日比谷花壇のスタッフが育てる箱田んぼの稲の成長をレポートします。 実際にご自分で箱田んぼ栽培をされている方も、そうでない方も、このサイトで一緒に稲の様子を観察しましょう。

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収穫!  ( 2010年November01日 )

お久し振りです。前回のレポートで白い稲穂がありましたが、収穫時期を迎えても
頭を垂らすことなく黒くなってしまいました…

枯れてしまった稲穂

木酢液を薄めたものをスプレーしてみたのですが効果はいまいちのようでした。

周りの田んぼはとっくに収穫を終えていますが、タイミングを計りかねて気がつけばもう10月も終わり!
週末には西日本に台風がくるというし、雨の合間に稲刈りを敢行しました。

といっても、上の写真のように枯れてしまった稲穂もチラホラ…そして我が家には鎌もない。
ここは元気そうな稲穂のみ収穫しよう!ということで稲の上部をひとつひとつ手にとって、選定鋏で収穫です。

30分ほどかけてここまで収穫できました。

稲穂

さて、乾燥をしなければなりませんが週末は風雨が強くなりそう…そこでコレの出番です。

稲穂

これなら雨が降ってきたら部屋の中で干せますし、虫の心配もありません。
稲穂のみの収穫はこのためでもありました。

今回収穫しなかった枯れた稲穂や稲の茎たちも、家庭菜園の敷き藁として再利用の予定です。

最後に、一粒無理やり脱穀して、デジカメの超接近モードで撮影。

稲穂

自家製玄米!このあと米びつの五分搗き米の仲間入りをさせました。

脱穀に悪戦苦闘!  ( 2010年October29日 )

お久しぶりです!!

先々週 脱穀しました。〔なな〕とお友達とで一生懸命やってくれました・・・。でも、きれいに脱穀できず
稲も一緒にちぎったり、飛ばしたり・・とっても楽しそうにやってました。
もみすりは、すり鉢に好きなだけ入れてやってるので なかなか玄米が現れてくれません。子供達は悪戦苦闘し
ながら、お米が出来るまでの大変さを肌で感じていました(^^)

最終的には、玄米で1カップ(1合ちょっと)とれました。精米も子供達にやらせてみようと思い玄米のまま
とってあります。

脱穀をしておいしくいただきました!  ( 2010年October27日 )

いよいよ乾燥させた稲の脱穀です!
屋上庭園で育てた稲を自宅に持ち帰り、子どもと脱穀作業をすることにしました。

脱穀

実際に作業に使用したのはこちらでした!
・稲
・すり鉢
・敷物(新聞紙)
・いくつかの入れ物(ちらしで折った箱は仕分けに重宝しました)
・籾(もみ)を穂からはずすのに使用する器(うちでは、子どもが使っていたゴムの滑り止めのついたプラスチック製の哺乳瓶をつかいました。これが籾(もみ)を穂からはずすのにも、すりこ木の代わりにもなり便利でした。)
・ストロー
場所は籾殻(もみがら)を吹き飛ばすのでやはり屋外でやってよかったです。

作業の順としては以下のとおりです。
1)「稲から籾(もみ)をとる」という、昔でいうところの千歯扱(せんばこき)でやっていたような作業
2)「籾(もみ)から籾殻(もみがら)をはずして、それらを選別して、玄米にする」という、昔でいうところの足踏式脱穀機(送風機の風で籾殻(もみがら)を飛ばして重さの違いで玄米と選別させる機械)でやるような作業

脱穀を楽しむため、椅子を持ち込んだり、珈琲を持ち込んだり・・・ちょっとした子どもとのレジャー気分でスタートです!

1)稲穂から籾(もみ)をとる
まずはプラスチックの器で籾(もみ)を穂からはずします。
3歳のわが子もかなり大活躍!上手に籾(もみ)が外れていきます。

脱穀

籾(もみ)をとった後の稲。すっかりホウキみたいになってしまいました。(写真左)
こちらが籾(もみ)。(写真右)

脱穀


2)籾(もみ)から籾殻(もみがら)をはずす
つぎに脱穀です。
最初は陶製の器に籾(もみ)を入れて他の器の底でつぶす作業をしましたが、これはまったく脱穀できません!
がっちりと包まれた籾殻(もみがら)をはずすには、すり鉢のようなざらざらの摩擦が必要なようです。そして、「軟式野球ボールですりあげる。」と箱田んぼマニュアルに書いてあったように、ゴムのように摩擦があるものでないと上手く籾殻(もみがら)を引っ掛けられません。
マニュアルにはやはり従わなければ上手くいかないものですね・・・。
反省して、ボールが無いので代用で用意したのが、プラスチック製哺乳瓶の底のゴムだったわけです。
これでようやく籾殻(もみがら)が外れます。
プラスチック製哺乳瓶の黄色いのがゴムです、だから逆ですよ~、ちゃんとやってください~。

脱穀


しかし!
私の不器用なこと・・・。全体的にゴリゴリしていては、意外と籾殻(もみがら)は外れないのです。
一粒一粒つぶす要領で進めるのがもっとも効果的。
だから、どこまでつぶしたかわかるように (写真左)これくらい入れて、 つぶして、籾殻(もみがら)を飛ばす。顔を近づけて息を吹きかけると、目に籾殻(もみがら)が入るのでご注意を!ストローを使うのがいい感じです。 そしてこの状態(玄米)(写真右)になるまでやります。

脱穀


コツコツコツコツ・・・。

脱穀しているというよりは、金を採掘しているような作業が続きます。
子どもはというと・・・、すでに飽きて籾(もみ)でおままごとが始まりました。
お願いだから脱穀済みの玄米とは混ぜないでね・・・
いつの間にか子どもは寝て、あたりが暗くなってきたところで作業終了~

想像以上に根気のいる作業でした。お米を作っている農家のみなさんの苦労がよくわかりました。
全部で2合くらいになりました。

もうすこしお姉ちゃんになったらちゃんと手伝ってくれるかなぁ~

脱穀作業の後のお風呂上りには、たまたまテレビで昔ながらの稲刈りから脱穀、精米する方法までを番組で取り上げていたのを子どもが見て、目を輝かせていました。
「私たちは息を吹きかけて米粒と籾殻(もみがら)とわけたけど、こういう機械で昔はやったんだね~」
と声をかけると、さらに理解が深まったらしく
「これやったよね!ふ~ってやったんだよね!」と興奮気味。


脱穀

お鍋で炊き上げて、おいしくいただきました!しっかり玄米ご飯の味です!
ミニおにぎりにして、会社に持っていくことにします。そだてるちゃんも喜んでくれるでしょう。

来年はもっと上手に脱穀できそうです。
お友達も呼んでみんなでやると、もっと楽しく、効率よくできそうなので、今度やる時はそんな風に「脱穀パーティ」と称してさらに楽しみたいです。


それでは、今年のみどりの広場事務局の箱田んぼレポートはここまでになります。 今までご覧いただき本当にありがとうございました!


ついに稲刈りのときを迎えました。  ( 2010年October19日 )

日比谷花壇さんのモニターで育てていた稲さんたち・・・。

ついに稲刈りのときを迎えました。

しかしながら白状しなくてはならないことが・・・。

稲刈りは父がやってしまいましたぁ~すっごく楽しみにしていたのに。

私が出かけてるあいだにやってしまったようです

まおと二人で楽しみながらやろうと思っていたのに・・・。

帰ってきたらこの状態・・・。

干されていたぁ・・・。

中にきちんと米ができているものもあれば、黒くなり中がスカスカのものも。


(緑のものもある)

農家のひとにみせたらなんだこれはっ!っていわれそうだけど、


今年の猛暑に負けずにできてくれたんだと思うとうれしいよね( ´艸`)



きっと脱穀したら茶碗1杯分もなさそうだけど、

それはそれで味わって食べれそうなんでいいかな。


脱穀が楽しみだわ( ´艸`)


そろそろ収穫時期  ( 2010年October19日 )

ところどころ、黒くなっている籾もあったりして、そろそろ収穫時期だと思います。

粒ぞろいの綺麗なお米ではないですが、ここまで育って良しとしようと思いました。
明日から水切りをして水曜日に刈り入れしようと考えています。
ほかのモニターさんの写真を拝見して、とてもよく育ってすばらしいと感じました。
周囲環境によってこれほどの生育差があるんですね、植物は適地適作と言いますがそれを実感出来ました。

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